あなたなしでは、生きられない!!!
人間は、一生の間に何度も依存するものに出会います。
依存という言葉は適さないかも知れませんが、
赤ちゃんのころは親に。
子供のころは先生や指導者に。
社会人になったら上司や会社、組織に。
恋愛においたら恋人に。
依存できる、より所を探すことは簡単で
それは人だけでなく、お金や占い、昔からの言い伝えなど。
物でいえばお気に入りの服やバック、ブランド物。
あると安心できるお守りなど。
気づいていなくても依存しているものあると思います。
健康・美容産業においても、それは存在します。
例えば、
むくみとりソックス
冷えとり衣類
矯正下着
マッサージ器具
美容グッツ
化粧品
etc...
依存という言い方を変えると、なくては困るもの、現時点で代用が効かないもの、
手放すために時間のかかるものです。考えるといろいろ出てきます。
最近では、スマートフォンなどがその類の上位といっても過言ではありません。
人は、生まれながらに多くのものによって支えられて成長します。
依存することに必要不可欠なものが多く、ここまで成長できたことに感謝すべきなのですが、不必要なものも存在していくことは事実です。
社会では、生活をより良くするためにと、快適で便利な商品の開発が進みます。
特に日本は新商品や流行が際立つ国で、注目されてはすたれ、次の目新しいものが注目されてはすたれを繰り返します。
電車の広告や雑誌・TVでは一番のトレンドを謳い、
多くの情報を仕入れることが可能で、選択できる余地があります。
流行があることは、景気や活気があり全般的によい事ですし、
本当に良いものを選べれば得した気持ちにもなります。
そんな世の中を一概に批判したくはありませんが、
例えば、それを手放さなければならない状況になったときどのくらい時間がかかりますか?
その時間が長いほど依存しているということです。
必要なものが少ないほど、人間はストレス(精神的にも・身体的にも)が少なくてすむように感じます。
私たちの身体の機能も実は必要なものは少なく、
生まれながら持っている臓器を十分に使えれば添加する必要はありません。
本当に添加する必要があるのは、先天的な障害や身体の機能の使い方を誤り身体の不調をきたし、病気になったときです。
必要はものは最小限にして、「人間の本質に立ち返る」ことが大切です。
私たちの施すカイロプラクティックケアもいわば、添加だと私は思います。
しかし、それは「人間の本質に立ち返る」方向に向かわせるための添加です。
現代人、身体の機能を誤って使うことにより、多くの不調・不具合を引き起こします。
それを改善すべく必要最小限の添加として必要不可欠なのです。
そのために、カイロプラクティック的ケアだけでなく生活環境における身体の使い方を説明する時間を治療の一環として取り入れています。
これから何か新しいものを取り入れようと考えるとき、
人間の本質に立ち返る方向に矢印が向いているか?考えてみようと思います。
Sayaca matsumoto
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