神経さえも味方につけるあなたの瞳。
最近、とても魅力的な表情をする方に出逢いました。
それだけでこちらを心地よい気持ちにさせてくれます。
なんと言いましょう?
言葉は要らないといいますか、、、
とても不思議な感覚です。
‥‥
今回は表情について少し考えてみたいと思います。
さて皆様は、表情とは顔の筋肉だけでつくられるものだとお考えでしょうか?
表情は、顔の表情筋の働きによって作られます。目の広げ方や口角の上がり具合、しわの寄せ方で"笑い"だけで何通りもの表情になります。
その中で、私が重要だと最近感じるのは「瞳」。
ここで「目」ではなく「瞳」と書いたことには意味があります。
なぜなら、顔の表情とは雰囲気は瞳孔の開きに寄って大きく変わるからです。
例えば、赤ちゃんを見る母親の目。
孫をみるお婆ちゃんの目。
子供の好奇心いっぱいな目。
結婚式での新郎新婦の目から何とも言えない目。
そんな目から「慈しみ」を感じたことありませんか?
その表情こそ、言葉にならない魅力的な表情だと感じるのです。
愛しいものを見るとき、瞳(瞳孔)は開きます。
愛しいものというより、自分の興味があるものに関しては開く傾向にあります。
逆に、嫌なもの嫌いなのもの興味がないものに関しては瞳は閉じる傾向にあります。
理科で学んだ猫の目のように明るいときは瞳孔が閉じ、暗いところでは開くだけが瞳の開閉に関わる訳ではないのですね。
瞳孔が開いている黒目がちな瞳は、とても慈しみに満ちた表情のような気がします。
さて。少しだけ専門的に◎瞳孔のメカニズムについてご紹介します。
瞳孔の調節は、2つの筋肉により行われています。
そして、それらは『自律神経」で支配されています。
『自律神経」は、自分の意思で働かすことができません。
ということは、瞳孔の調節は自分の意思で働かせることが出来ないということです。
『自律神経」の中でも『交感神経」が優位になっ たときに瞳孔は開きます。
いわば、心拍数をあげたり身体が活性状態ということです。
そのため、自分に興味があるものに対して瞳孔は開きます。
『自律神経」がうまく働かないと瞳孔の調節が乱れ、環境に合わせ光の量ができなくなり、
メニエールや偏頭痛などの原因にもなります。
瞳孔はコントロールできないですし、心のあり方もコントロールすることは困難ですね。
偽ってみたり、言葉によりにマインドコントロールをかけることは聞くことが多い気がします。
しかし、私のような顔に出てしまうタイプはこれが困難ですし、
マインドコントロール、、、
それだけで、めっきりストレスを覚えます。笑
常にポジティブシンキング!
なんて、、、
正直めんどくさいですし、ちょっと人間味にかけます。
自律神経の作用は、身体のオンオフを時と場合に合わせて上手くバランスをとらせようとします。常に同じ状態ではなくどちらかが優勢になったり劣勢になったりを繰り返しバランスを保ちます。
心も常にポジティブな状態でいるのは困難なはずです。
私自身思うことですが、「喜怒哀楽」は表現すべきだと。笑
それを繰り返し自分の心の状態を把握することが必要なのではないでしょうか?
つまり、その振り幅のメーターがぶれ過ぎたり、
常に一定の状態にいないように心の処理をすることが、
『自律神経」の調整に良い作用をもたらすのではないかと思います。
心の専門家ではないので、確実なことは分かりません、、
結論を申します。
瞳をコントロールすることは難しい。
けれど、自律神経の調整という意味で、
感情の振れ幅をあり方を把握できれば、
ある、意図的にコントロールができるのではないかと。
まずは、肩の力を抜きましょう!
感情が揺れ動いても、いいと思います!
だって自律神経は常に揺れ動いていますし、
ホルモンのバランスで揺れ動いています。
それは、絶対に必要なことです◎
私の身体が、固まってる。
心が怒ってる。
イライラしている。
悲しんでる。
お、笑ってる!喜んでる!!
そういうことに気づいて、
少しだけ客観的にみれるだけで神経を味方につけることができるように思います。笑
わたしは、魅力的な表情ができる人間になりたいですし、されたいです。
コントロールの利かない瞳は、嘘がつけません。
顔に現れてしまうことは悪いことと思いません。人の醍醐味のように思います。
私自信、気がつくと感情のどツボにハマっていること、多々あります。
少しだけ客観的に、感情に気づき、
いつもは無理でも、魅力的な表情を愛する人々に向けられる人でいたいと思います。
からだすっぴんコンシェルジュ
松本清加(健康科学士/カイロプラクティック理学士)
0コメント